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30年変わらない玄米ご飯定食「くふや」

定食屋・紺屋町

盛岡レストラン「くふや」の風景

コンクリート打ちっぱなしに裸電球。無音の空間に訪れる不思議な心地よさ。

一度足を踏み入れたら忘れられない空間です。

昼間でも店内は暗く、高い天井がからぶら下げられた裸電球が無音の店内を照らします。

使い込まれたインテリア、一見無造作に並べられた食器類に、時間が止まったかのような静けさ。

言葉や写真では伝えきれません。昔よく通っていた、目黒にあるアントニン・レーモンドの聖アンセルモ教会を思い出しました。

静謐で緊張感があるのに、心は静かに落ち着いていく場所なのです。

盛岡レストラン「くふや」の看板

入る前から高まる期待感!

中津川沿い、上ノ橋のすぐ横にあります。

何度も通った場所だったのに、紹介して頂くまでは全然気が付きませんでした。

ひっそりと看板が出ていますが、その様子に入る前からドキドキでした…!

 

ご飯の美味しさはもちろんなのですが、個人的に味わい深い雰囲気のお店が大好きです。

はたしてその期待は裏切られることはありませんでした。

盛岡レストラン「くふや」の店内

ご飯はシンプルに3種類。

ご飯のメニューは3種類。

 

玄米ご飯、煮魚、卵焼きやおひたし小鉢など5品のおかずとお味噌汁の「くふや弁当」¥1,400。

もっと豪華に「くふや定食」¥3,200、お酒を飲む方には「くふや膳」¥3,200。

他にはデザートに焼きリンゴやパウンドケーキそれぞれ¥500、コーヒー紅茶もあります。

 

盛岡レストラン「くふや」の玄米定食

3日以上寝かせて
ふわふわになる玄米ご飯の「くふや弁当」。

なんと3日間も水につけておくそうです!そうすると発芽して甘みと栄養がますのだとか。なによりも玄米ご飯なのにその柔らかさにおどろきました。お味噌汁も、この御飯も30年変わらない製法だそうです。

 

この日のお魚は鯖、お漬物はヤーコンでした。お店で使っている野菜は盛岡の食材を使っているそうです。

お味噌汁のお味噌は盛岡の味噌3種類を合わせたオリジナルブレンドで、具が独特です!初め何かわからなかった。ぜひ食べて何か確認してみてください。

 

 

盛岡レストラン「くふや」の焼きリンゴ

店主一番のおすすめは
「焼きリンゴ」。

一番おすすめはこの焼きリンゴだそうです!

厳選のりんごまるまる一つを使い、牛乳、卵、砂糖だけで作ったカスタードクリーム。

このクリームがりんごの酸味と合う、懐かしい甘さ!確かにこれは癖になりそう。

盛岡レストラン「くふや」の様子

使い込まれて、磨き上げられた食器棚やテーブル(大きいテーブルは、移転前のお店の扉だったそう!)が見事です。実際にご飯を炊いているルクルーゼや、定食の食器に使っている曲げわっぱが並んでいます。

開店してからメニューも道具もほとんど変えていないそう!これってなかなかできないことですよね。ご主人はとっても話しやすくて、盛岡のおすすめのお店や場所をたくさん教えて下さいます。

ちなみにお子様は入れません。この個性をぜひこれからも守っていただきたい素敵なお店です。

Keywords

くふや(EATING GALLERY )

ジャンル 定食屋
電話 019-654-2322
住所 盛岡市紺屋町5-14
URL http://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3001019/
営業時間 12:00~22:00
定休日 不定休
駐車場 無し
タバコ 禁煙
音楽 無し

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Aki

神戸生まれ東京育ち、盛岡歴2年。Webサイト制作のお仕事をしています。
盛岡が気に入りすぎて、個人的に好きな場所やモノを紹介するブログを書くことになりました。
盛岡に住んでいる方には新しい発見が、盛岡を知らない方にもステキなところだと知って頂ければうれしいです。

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