目の前で出来上がっていくお蕎麦!
お蕎麦が大好きです!
つるっとしてて、出汁がよく絡んで、ほのかに残る蕎麦の香り。たまりません。
特に関西人の私にとって東北の食べ物、特に麺類はみーーんな味が濃くて、ますますお箸がすすんでしまう。
盛岡で行くお蕎麦屋さんはだいたい決まっています。
そのうちのひとつが、目の前でお蕎麦が出来上がっていくのが見える「盛岡裏麺 蕎麦喰い処 やまや」。
ってこんな名前だったのか…いま初めて気が付きましたが、「裏麺」ってなんだろう、なんなんだろう…!!
お蕎麦が選べるのです。
「裏麺」はさておき。
このお蕎麦屋さんの最大の特徴のひとつは、お蕎麦が3種類から選べるのです。メニューを選ぶって意味じゃないよ、お蕎麦自体が3種類あるんだよ!
蕎麦の実の種類や、どの部分をどれだけ挽いて使うかによって、味や色が変わるようです。
1種類目は、蕎麦の実そのまま甘皮も一緒に挽いたのが「挽き包み」。玄米的なかんじなのかな?ちょいとワイルドなイメージの味です。
こちらは挽き包みの「もり」にとろろ月見。このとろろ、ふわっふわでお気に入り。
素晴らしいこってり具合のつけ鴨
2種類目は15%しか取れないという蕎麦の実の中心だけを使った白いお蕎麦「さらしな」。つるっとして、上品。白米ってとこでしょうか。ちょっとお素麺ぽいイメージ。
3種類目は「だったん」。これはもう蕎麦の実の種類そのものが違うらしい。
苦いと言われてるけど、そんなに気になりません。味がしっかりしてて好きです。
食べ比べができると楽しいので、3人以上で行くのがいいかも。
こちらはこってり具合がすばらしい「つけ鴨そば」を「だったん」で。
なぜか「つけ鴨」だけ、メニューに「大」がある。人気なのかな!
親子飯が、隠れた刺客だった。
女子で行くと、普通にひとり、一人前たのむのですが、この日一緒だったメンズが追加で頼んだ「おやこめし」¥378が、思わぬ刺客でした…!
味の染みた鶏そぼろと玉子が乗った小ぶりの丼ですが、この玉子、揚げてあるのですー!黄身の半熟具合も完璧で、そぼろとよく絡んでました。
味見、と言いながら、美味しすぎてだいぶ横取りしました。スイマセン…。
メニューは、基本、せいろの「もり」、つゆ入りの「かけ」と「かけカレー」。あとは単品で海老天、とろろ、大根荒おろし、などを一緒に頼みます。
ちょっとほっこりする、
お蕎麦屋さん。
他には「つけ鴨」、シーズンによっては「牡蠣そば」、「鴨鍋」なんてものあります。
お酒も用意してあって、お蕎麦を肴にたべるのをおすすめしてるみたいですよ。
お店自体は、お蕎麦打ってるところや、オープンキッチンでお母さんって感じのかたたちが作ってるところが見えて、なんかほっこりするのが、また好きなところです。
次行ったら、裏麺とはなんぞや聞いてみよう…