すっかり秋模様。
盛岡で最も古い本格的な煉瓦造の洋館。
だそうです…!もちろん、大好物。
何度も握られたドアノブとか、いくつもの季節を超えてきた窓の桟とか、沢山の人が通ったであろう床とか、たまらない気持ちになります。
家や物って、ほっておくとどんどん朽ちていきます。いつの間にか壊れています。大事にされ続けないと、この世にあり続けられないのです。
古いものが、今私の目の前にあるということは、その存在自体が長い間、誰かに愛されてきた証のような気がして好きなのかもしれません。
「絵画・陶・金属工芸展」
現在行われている「絵画・陶・金属工芸展」は、もう12年目の歴史ある展示会だそうです!
インテリアと食器と絵画の展示会なわけですから、そのままモダンなお部屋になっていました。ものすごくカッコイイです…!
ここに展示することを想定して作られたものばかりなのでしょうか。はたまた、いかなるアートも包み込む力量がこの建物にはあるのでしょうか…。どの部屋も完成されているように見えました。
ここに住んだらどんなかな、いろんな妄想をしながら館内を巡るのがとても楽しく刺激的です。
屋根裏部屋も入れます。
入れないけど地下室もあるそうです。
入り口のステンドグラスも美しく、それぞれの装飾の違う暖炉もいくつかありました。建物自体もかなり見応えがあります。
特に今回の展示は、この「旧石井県令邸」とマッチしているように思えました。
お時間のあるかたはぜひ訪れてみてください。
「絵画・陶・金属工芸展 早坂幸子 石川深雪 菊地翔」
2014年9月27日(土)〜10月13日(月・祝)13:00-18:00
素晴らしい補色!
今まで、蔦がない状態か、全部緑色の状態しか見たことなかったので、かなり感動しました…!
しかも全体的に紅葉していくのではなくて、侵食していくように一部から紅葉が広がっていくのですね…!なんて美しいのでしょう。
手前にはコスモスも風に揺れています。絵になりすぎです。
今が一番見応えがあると思います。いやー何度見ても、絵になりすぎです。
こんな素晴らしい場所が普通に街に溶け込んでいて、今でも沢山の人に愛されて、使われているって素敵なことだなとつくづく思いました。