築150年の町家をリノベーションした生活雑貨のクラフトショップ。
Craft Store & Gallery necco(ネッコ)は、築150年の町家の2階建てのお店で、食器や生活雑貨、家具、リネンなど生活雑貨を扱っています。
センスがいいってこのことだなー!って思うセレクト。
私は陶器が大好物です。食器に大金つぎ込むタイプです。くどいですが、古い建物も大好きです。
なのでこのnecco(ネッコ)は溜息ついちゃうくらい私の中で完璧なお店だったのです…。
ああああそれなのに…!
このお店の良さでもある建物の古さのために、2014/07/10で閉店してしまうらしいのです…。・゚・(ノД`)・゚・。
お店と商品の調和がすばらしいお店。
建物と、雑貨達の雰囲気の調和がほんとに素敵。
初めて見た時はギャラリーかと思いました。今でもギャラリー感覚で見て回ります。
食器や家具はひとつひとつに特徴があって個性的なのに、すべてが空間の中で調和してて静かに「佇んでいる」かんじ。
耳を澄ませば雑貨たちの話し声が聴こえそうな気がする。
細い階段を上がっていく時
とってもわくわくする。
宝物が隠してありそうな場所に探検に行くようなわくわく感が、すごくあるのです。
階段が狭いのもとってもいいし、ぶら下がっている裸電球や、泡の入った厚みのあるガラスのランプシェードも、そのわくわくを加速させてくれる。
実際、2階も宝の山です!
けっこうな種類の生活に関する雑貨が置いてあります。まとめ買いしたくなる人は私だけではないはず。
「眺める」楽しみ。
私にとって一番感情を揺さぶられるのは「見る」時なので、「見る」ことはとっても大事。
「見付ける」「見つめる」「眺める」は私のモノを愛でる行動。
neccoではこれらがとても楽しくできるので、すごく幸せなキモチになります。
とにかくずっと眺めていたくなるものばかり。
ディスプレイがとってもスバラシイので、写真を取りたい衝動が抑えられません…!
土の優しさを思い出す時
ご飯を美味しく食べたくなる。
ほんとに素敵な食器が多くて、種類も充実してる。
私でも知っている有名な作家さんのお皿もあります。
陶器って、元は土でできてるんだ。ってことを思い出して、その土の優しさをかんじるようなものばかりのような気がするんだよね。
これらを買って、旬の野菜を使った和食を入れて食卓に並べたらさぞかし美味しいご飯になるだろうなーと妄想してしまう、そんな食器。
そして、ほんとに美味しいご飯。
1年くらい前に買った白い陶器。ほんとに私の作った適当ご飯でも美味しそうに見えるので重宝してます。
そしてときどきこのお皿を見てお店のことを思い出すんだけど、買ったものを見てお店を思い出すってことってそんなに多くないと思うから、それくらい印象が深いのでしょうね。
値段が高かったらそれはそれで諦めもつくのですが、困ったことにneccoの商品は手が出てしまう価格設定なのです。
お店がなくなるのはほんとうに悲しいですが、作家別で、盛岡城跡公園の横にももう一店舗「necco 202 store」とネットショップもあるので、打撃は少なくてすみそうですw
ちなみに5月24日(土曜日)と25日(日曜日)はお休みだそうです。
閉店前にぜひもう一度行きたいですね。