間違いなく避暑地です盛岡。
とにかく忙しくて更新できなくてすいません…いつの間にかずいぶん暑くなってきましたね!
夕方になるとあちこちから聞こえてこだまするさんさの太鼓の音が、今年も夏を連れて来てくれます。
盛岡の夏は緑が美しく、涼しくて、風も気持ちよく、まさに避暑地です…!
昼間は気温が上がることもありますが一瞬だし、すかっとしてるのでかえって気持ちが良いくらい。
夜はエアコンをつけなくていいどころか、夜に窓を開けて寝たらむしろ涼しすぎて風邪をひいちゃうくらいの避暑地です。
夏の間は住宅地でもホトトギスの鳴く声も聞こえます。やっぱりたまりませんな、盛岡。
レストランではそこで過ごす時間を買っているのであーる。
レストランってお料理や箱もさることながら、お店の方のサービスや気遣いもとても大事な要素ですよね!
レストランで食事をするということは、お腹を満たすためのみならず、結局そこで過ごす時間を買っているのですから、気分よくご飯が食べられるのはとてもありがたいことです。
たくさんお休みしたお詫びと言ってはなんですが…
気遣いがピカイチに心地よくていつも気持ちよくご飯が食べれる、大好きなお店を書いてしまいたいと思います…!
テーブルだと10席、カウンターには6席だけのこじんまりしたお店です。壁には、手書きの今日のおすすめや、丁寧な説明付きのワインメニュー。
とても一人で切り盛りしてるとは思えないくらい、メニューには新鮮さがありバリエーションが豊かです。
決まった鮮魚店でその日の美味しい素材を仕入れているそうで、行くたびに旬の魚介が食べられるイタリアン「パリャーソ」。
今日だから食べられる新鮮メニュー。
この日のサラダは宮古産タコのサラダ。
サラダにはいつも季節のフルーツと生ハムが入っているのですが、酸っぱくて時々甘いので大変お気に入り。
福島産のブドウにはじまり、りんご、干し柿、イチゴが入っていました。贅沢。
ほんとにいくらでも食べられます。
この一皿でお酒も美味しく飲めそうです。
素材にはもちろん気を使っているらしく、どれを聞いても忙しい手を止めて全部説明してくれます。
美味しすぎるホタテと、
組み合わせによって変わる具材。
この時はまだ寒い時期だったのですが、写真は、あると必ず頼んでしまう、北海道ホタテのトマトソーススパゲッティ。
火を通しすぎない柔らかさの残る極厚のホタテの海の味がたまらないので、かなりリピートしとります。
そしてここからが素晴らしい気遣いなのですが、一緒にシーフードグラタンもオーダーしたところ、パスタの具材の魚介が被らないように、グラタンの中身を大船渡の牡蠣と、千葉産の天然ぶりに変更してくれました…!
これぞ「おもてなし」。
こだわりのいっぱいありそうなご主人なのですが、とにかく彼の心意気が好きです。
必ず食べられないものを最初に聞いてくれて、オーダーした時にその内容からサーブする順番を考えて作ってくれます。
食べているペースも見てて「そろそろパスタを作りましょうか」と声をかけてくれます。
一品一品こだわったものだけを作り、計算された細やかで独特のホスピタリティ精神がひしひしと伝わってくるのです…!これはもう通うしかありません。
ワインとジャズも充実してます。
このパスタは…確か季節野菜のペペロンチーノだったと思います…わすれちゃった…(´・ω・|||)
パスタにはいつもコショウがかかってる気がします。
お昼も夜もとても美味しくてサービスがいいのに、おねだんもお安いので大好きです。
おもてなしについてばかり書いてしまいましたが、ワインもものすごくたくさんあって、お料理に合ったものを用意してくれます。
いつも大きなスピーカーにジャズがかかってて、カウンターで音楽を聞きながらお酒を飲むにもぴったりのお店です。
大人数でがやがや行くのではなく、大切な人とゆっくり時間を楽しみたいときにおすすめのお店です。