今年も帰ってきました!高松の池、白鳥の季節です。
毎年10月末の同じ日に帰ってくるという噂です。ほんとかな…??
今年も高松の池に白鳥が降り立ちました。なんかまだ数が少ないようですがこれからもっと増えるのかな。
特有のガーガーの声も響いています。今年も白鳥が帰ってきたのを見て、自分でもビックリするくらい嬉しい気持ちになりました。
やっぱり盛岡は本当にいいところです。
とにかくかわいい!
パンさえあれば
いっぱい来ちゃう白鳥と鴨たち。
すぐ近くまで近寄れます。
でも野生の鳥なので触ってはいけません。
でもほんとに近くまで来てくれちゃいます。
おうちに残ってたパンのみみを持って出かけましょう。
広大な高松の池でウォーキングやジョギング、季節毎の楽しみもいっぱい。
一周2km弱。季節毎に様々な花や木を楽しめる高松の池は最高の癒しスポット。
桜に牡丹やバラ、紫陽花にツツジ。行く度に何かが咲いていて、整備もきちんとされている素晴らしい公園です。
だいぶ涼しくなりましたが、お弁当を持って池を眺めながらランチするのは最高です。
ウォーキングやジョギング、犬の散歩にも人気スポットですね。あとパンを鴨や白鳥にあげたり、カメラ持って撮影会されている姿もよく見かけます。
知ってました??浅田次郎の「壬生義士伝」と高松の池。
ものすごい偶然ですが、盛岡に来ることが決まる前に、浅田次郎の「壬生義士伝」を読んでいました。渡辺謙のドラマや、中井貴一主演で映画にもなったのでご存知の方も多いかもしれません。
ふだん歴史小説なんてまったく読まないのですが、これが予想に反してすごく面白くて、近年読んだ中でも最も清く心に残る作品の一つになっていました。
時代の狭間で義を貫く武士の生き残りの悲しくも美しい姿の話なのですが、ちょうど主人公の出身地が南部藩出身で、作中に岩手山や北上川、雫石や中津川までが何度も登場するのです。
しかも主人公が祖国の美しさを話す場面が何度も登場していたので、盛岡に来て、初めて実物の岩手山を見た時はものすごく感動しました。
しかも富士山かと思うくらい美しい山だったし。
前置きが長いですが、その「壬生義士伝」とも、高松の池は深く関わりのある場所なのです。
池のたもとに看板がありますので気になる方はぜひ探してみて下さいね。
紅葉も見頃です。
池に紅葉の木自体はあまり多くないのですが、その分一本一本の赤い鮮やかさが引き立っています。
天気がいい日は、いつも池を想い、時間が許す限りでかけたくなります。
それくらい魅力的な場所、大好きな池です。