林の中に静かに建つ、優しい気持ちになるカフェ。
田舎暮らしに憧れる人(私含む)には、たまらなく魅力的な大自然カフェ!
ミカフェが可愛らしく、山ガールやりんごを連想させるのに対して、こちらの風光舎は、大人で落ち着いた感じ。
薪の暖炉も雰囲気あります。
大草原の小さな家ってドラマ(若い人は知らんか…)のお父さんが出てきそうなかんじ。革ジャンのおやじバイク乗りも似合います。
都市部から遊びに来た自然好きの友達とかを連れて行きたい場所。
昔からここにいたような。
林を抜けて、美しい八幡平の山脈を背に佇む木造の建物。
看板の「風光舎」、優しい自然の時の流れみたいなのを感じさせる、なんとも雰囲気のある文字。
ところどころに飾られたモチーフやインテリアの一つ一つが、昔から大事にされてきたような、時間を感じさせてくれるものが多くて、感動的に素敵。
昔からここにある家みたいな場所。「ただいま」って言って帰ってこれたらいいのになーって思ってしまった。
時間がゆったり流れ始める。
この日は残念ながら曇天でしたが、それでもこれだけの絶景。
天気のいい日は透き通った空と、まさに青い山脈が目の前に広がります。
これはちょうど1ヶ月くらい前なので、今は木々ももっと鮮やかに色づいているはずです。まさに絵になる窓辺。
窓の外にリース状の餌がぶら下げられた止まり木が作られていて、小鳥たちが集まって来て、餌をついばむ姿を間近で見られます。
テーブルにはそれを眺められるオペラグラスも完備。準備良すぎ…!
窓からの優しい光と
コーヒーの湯気。
こんな風景を眺めて飲むコーヒーが美味しくない訳ありません。
コーヒーには、ミントチョコが苦手な私でも、これだけは特別に好きなアンデスミントチョコがついてきます。
豆は自家焙煎でメニュー豊富。
豆だけ買う場合は「深煎」「中深煎」「中煎」「浅煎」それぞれに4種類づつくらいあります。だいたい100g¥600前後。
店内で飲めるコーヒーはブレンドが3種類とストレートコーヒーが10種類くらい。だいたい1杯¥550くらいだけど、数量限定でハワイコナエクストラファンシー¥1100ってのもありました!
品の良い食器とデコレート。
日替わりでケーキもあるようです。
この日は「キウイフルーツロール」「てんさい糖のロールケーキ(苺)」「ガトーショコラ」「カスタードシュー」の4種類。カスタードシューだけ¥260であとは¥400くらい。
その日のケーキは、可愛く絵が書かれた店内の黒板に案内があります。
そしてなんでしょう。このかんじ。ご夫婦でなさってるお店なのですが、そのお二人も、食器のセレクトも、このケーキのデコレートも、どうにも上品。やっぱ大人な感じだわ。
ゆったりした気持ちになりたい時、一杯のコーヒーの為に遠出する価値のあるカフェです。